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日本では、奈良時代から栽培されているといわれ、
現在も地方品種が各地に多く残っています。
イタリアンやフレンチレストランのシェフから注目
される野菜の一つです。
品種
長なす
20cmほどの細長い茄子で、
全長40~60cmほどにもなる大長茄子もあります。
通常の茄子よりも油を多く吸収してしまうので注意してください。
味は、一般的な茄子と大きな差はありません。
焼き物や煮物に適しています。
米なす
皮の固い大型茄子。
生食や漬物には向いていません。
加熱調理向けの野菜です。
アメリカの品種を日本で改良したものと言われています。
白なす
そのまま食べるには皮や果肉が固く感じますが、
加熱すると甘さが出る茄子です。
厚めに輪切りにし、田楽やグラタンに用いると
美味しくいただけます。
水なす
大阪の泉州地域の特産物で、
しぼると水分がでるほどジューシーです。
生のままで食べることが出来ます。
アクも少ないのでサラダや浅漬けにも◎
ヒゴムラサキ(赤なす)
熊本赤なすとも呼ばれている熊本県の特産品です。
果肉が柔らかく、甘味を感じるジューシーな味わい。
焼きなすが特に美味しいです。
加茂なす
京野菜の一つで締まりのある肉質で歯ごたえがよく、
甘味もあります。
煮ても焼いても崩れにくいという特徴があります。
鮮度の見分け方
ヘタの部分
切口が新しいもの。
とげのある品種の場合は、とげがとがっているもの。
表面
表皮に色むらがなく、ガクの下の色が白いもの。
皮に光沢とハリがあるもの。
なすの栄養素
ポリフェノールの一種ナスニン
紫色の色素ナスニンは、コレステロール値を下げて動脈硬化を防ぐ働きがあります。
また、切り口が黒くなるのは、クロロゲン酸というポリフェノールを含むためです。
クロロゲン酸には、抗酸化作用がありがん予防するなどの効果があります。
カリウム 必須ミネラル
身体の水分バランスを保ち、ナトリウムが増えないように調節し、排出します。
カリウムとナトリウムと協力して筋肉を動かします。
体内のナトリウムを排出するカリウムの利尿作用が
高血圧を防ぎます。
保存方法
最適な場所
冷蔵庫だと温度が低すぎて低温障害を起こすので、
風通しのよい常温で保存が望ましいです。
野菜室で保存したい場合は、紙か新聞紙に包み冷えすぎないようにすること。
カットしたもの
カットしたものは、すぐに水分が抜けてしまうので早く調理してしまいましょう。
食べ方
なすを丸ごと調理する場合
なすを丸ごと調理する場合や、
大きく切ったものを使う場合は、
3~5mmの間隔で皮に格子状の切れ目を
入れた隠し包丁が効果的です。
火の通りが早くなるうえに、
だしや油がよくしみこむため
よりおいしく食べえることが出来ます。
煮物などに使う場合
煮物などに使う場合切ったなすをそのまま投入せず、
事前に高温でさっとあげておくとうまみを逃さないので
おすすめです。
旬と産地
なすの旬
年間を通して入手しやすい野菜ですが、旬は7月~9月の夏です。
なすの生産量
生産量の多い地域はは、高知県や熊本県、群馬県です。
なすは、全国各地で栽培されています。